オーディオシステムのDAC をDAW用途のUSBオーディオインターフェースユニットである Antelope Audio ZEN GO Synergy Core USB に代えてみた。以前から検討していたが転居に纏わるゴタゴタがひと段落したのでようやく実験導入。
- USB-C のバスパワーのみで超高性能&安定動作する
- マイク入力を使えば機材変更無しでルーム・キャリブレーションが行える
- 出力レベル調整が可能なロータリーエンコーダー装備でシステムがシンプルになる
- きちんと「ミュート機能」が働く
- 音が良い
当方の場合、ほぼ再生専用使用なので豊富な機能やオプション類の殆どは使わないのだが、物理スペックが十分に優れ、音が良ければそれでいい。安定性も重要な要素だが・・・Antelopeというメーカーはソフトウェアの完成度が低いまま製品を出してしまうところがあり、本機も発売当初はボロクソに叩かれていたが最近は安定したようだ。
そして私はUSBオーディオインターフェースを自分のシステムに組み込む場合は「ミュート機能」を重要視している。ここでいう「ミュート機能」とは意図的にミュート出来る機能ではなく、PCの動作を含む電源のON/OFFや信号切替、接続変更の際等に自動的にモニターラインにミュートが働くよう作られているかどうか。カタログや諸元表にはまず載らない機能だが、この機能が無いと意図していない時に「ボコッ」というポップノイズが出てとても不快であり、機材やスピーカーを痛めることもあるから。DAW用機材では端折られていることも多く、ルーム・キャリブレーション やオーディオアナライザー代わりで使っている MOTU M2 は全くダメだが、 ZEN GO はちゃんとミュートが機能する。
ZEN GO はディスプレイスタンド上にセット |
奥行き寸法を抑えるためのL字型RCAケーブル |