現在使用中のUSBDACは、Resonessence Labs HERUS。
本機は本来ポータブル用途の製品のため出力端子は1/4"フォンジャックのみ装備しているのだが、入手した個体はジャックに接触不良が認められたため標準の純銀メッキ仕様から純金メッキ仕様に交換している。
フォンジャックをNRJ6HH-AUに交換済
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ちなみに本製品は、販売当時はWindows環境においては メーカー謹製の純正ドライバーが必須だったが、Windows10 R1703以降の標準USBオーディオドライバーが対応している。(当方のWindows11Pro環境でも24bit/352.8kHzで問題なく安定動作している)
バスパワーでサイズも小さいブラックボックス形状なのでアンプ近傍に転がしたりケーブルアダプター的な使い方ができる。他方、音量調節ができないため別途USB接続レベルコントローラーを追加している。USB接続のレベルコントローラーは基本的にはPC側の主ボリュームを可変するのでビット落ち問題も起きやすい。24bitとか32bitで演算していれば実質的な問題はそれほど多くはない。
D/A変換系はPCオーディオにおいて重要な位置にありながら選択肢も多く、昨今ではDAW用のデバイス(USBオーディオインターフェース等)も十分に使用できるクォリティがあり、自作を含めて趣味としても遊び易い部位でもある。今後もいろいろ試すことになると思う。