昨今は日本も物騒になってきており、在宅中も決して安全とは言えない。
リタイアして気づいたことだが、日中や夜に、自宅玄関のインターホンが鳴ることが何度かあった。エントランスの集合インターホンではなく、自室(高層階)の玄関ドアの前のインターホンが、である。
基本、応答しても返答がないが「間違えました」と返事を返してきたこともある。お前は用があるから押したのだろう?こちらは名乗らず「はい」と出ただけなのに、何をどう間違えたというのか?
これはもう、住人が居ない時間帯を特定するための「空き巣狙いの下見」とみるべきだ。
(あるいは、年寄りや女性、子供が出たら、嘘をついてドアを開けさせようとする輩か)
考えてみればサラリ―マン時代は日中ずっと不在だった。つまり、この手のインターホン呼出しに応答することができていなかったことになる。「もし応答しなかったら入ろうとしてきたのか?」とか「応答したのがもし高齢者や子供、女性だったら?」と考えるとかなり怖い。単なる悪質勧誘程度ならまだしも武器を持った強盗だったら一発でアウトだ。
この体験を経て、現居には2つの警備アイテムを備えている。
- 玄関ドアに補助錠を追加
- 護身用に自室に「斧」を常備
補助錠は、オリジナルの古いシリンダー錠の補強が目的。錠を追加することで「ウチは防犯意識が高いぞ?」とアピールできるので少しでも犯罪抑止につながればいい。
「斧」は、名目上は被災時に脱出するため。だが、万一自宅に強盗が侵入してきた場合に威嚇し、状況によっては戦うためでもある。(自宅に置いてあるだけならば銃刀法違反に当たらないが、剥き出しで外を持ち歩いたりすれば捕まる)
最近の強盗はほとんどが闇バイトなどで雇われたド素人。刃物やハンマーで武装し、加減も出来ないバカが見境なくいきなり襲ってくるのでタチが悪い。
相手が誰であれ100%凶悪強盗犯。こちらが命を差し出す道理など微塵もない以上、相手が誰であれ何人であれ、私は躊躇なく斧を振るう。
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(画像はImageFXによるCGです) |